僕は山形県に住む22歳の知事です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の入居者は、退去する時に借りた状態に戻す原状回復義務があります。もし、故意や過失によるキズがあった場合は入居者負担となり、敷金から差し引かれることになります。敷金返還トラブルに巻き込まれないためには、入居時と退去時がポイントです。まず、入居直後に部屋の状況の確認作業をしておきましょう。できれば家具を運び入れる前に、部屋にキズや汚れなどがないかどうかチェックすることをおすすめします。デジカメで日付入りで撮影すれば、あとで忘れず証拠が残せるためおすすめです。壁や天井に汚れはないか、床にキズや汚れはないか、コンセントや照明などの設備に不具合はないか、お風呂や洗面台にカビはないかなどを確認して、不具合や故障が見つかれば連絡しましょう。

退去時は、原状回復にかかる費用の見積もりが出されます。見積もりは大家さんか不動産会社によっておこなわれますが、できればその場に立ち会って、詳細を確認しましょう。立ち会いすることができない場合は、退去時の室内の写真を撮影しておいて、修繕内容の詳細を出してもらうようにしましょう。退去時には入居時にチェックしたメモや写真が役に立ちます。写真やメモをもとに自分の責任ではないことを主張することができます。余分な費用を負担することもなく、トラブルを軽減することもできます。敷金は通常、原状回復の見積もりが終わってから1ヶ月程度で入居者の口座に返還されます。差し引かれる金額があれば、その内訳を聞いておきましょう。