僕は富山県に住む18歳の造形作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸のマンションやアパート、一戸建てを借りるさいには、家賃のほかにさまざまな初期費用が必要です。代表的なものとしては、敷金・礼金と呼ばれるものです。礼金は家賃の1ヶ月が多く、返還されることのないお金です。一方で敷金は、1ヶ月または2ヶ月が中心です。敷金はいわゆる家賃の担保として渡すものであって、退室時には返還されるべきお金ですが、実際には借り主には借りた時の状態に戻す原状回復の義務があり、通常の生活以上の破損などの修繕費に当てられ、敷金の範囲内で収まれば、余った敷金が返還されます。ただし不足した場合には、修繕費を請求されることがあるので注意が必要です。またこの敷金・礼金以外にも初期費用が取られることがあります。
敷金・礼金以外の初期費用というのは、不動産会社に支払う仲介手数料のことで、これもまた家賃1ヶ月分程度が相当とされ、また住み始めの月の日割り家賃や、さまざまな保険、玄関ドアの鍵の交換など入居に必要な諸々の費用が、初期費用として請求されます。ただしこの初期費用は、扱っている不動産会社で変わりますので、最終的には賃貸契約書で決定され、交渉次第では下がることもあります。これらの費用を含めると、賃貸物件を借りるためには家賃のほかに、家賃3ヶ月から4ヶ月分の費用が別途で必要となります。また、最近は契約の更新を名目として更新料を1年または2年に1度、支払う必要がある場合があります。この更新料は家賃1ヵ月分や2ヶ月分というところが相場となっています。