賃貸物件を借りる際には通勤時間も考慮する(群馬県/レコーディング・エンジニア/26歳/女性)

私は群馬県に住む26歳のレコーディング・エンジニアです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を借りる際には、たとえば畳ではなくフローリングの物件を選びたい、トイレと浴室が独立している物件を選びたい、犬やネコなどのペットを飼うことができる物件を選びたいなど、人によって様々なこだわりの条件を提示した上で、不動産仲介業者への相談や交渉を行うのが一般的といえるでしょう。しかし、見落としがちなポイントでありながら、こういった条件を考慮するのと同じくらい、あるいはそれ以上に考慮しなければいけないのが、各物件から仕事場までの通勤時間を考慮に入れた上で借りる賃貸物件を選ぶことです。特に、こだわりのポイントが特定の街や沿線といった点にある際には、この点にも十分な注意を払うことを忘れないでおくといいでしょう。


これは、一般的な時間帯で働いているのであれば、平日の昼間は仕事に行かなければ生活ができないためです。仕事場までの通勤時間が二時間や三時間といった単位の時間になってしまうと、その分朝は早く起きなければならず、夜も遅くまで働いた後に、数時間かけて帰宅しなければいけなくなります。こういった生活は、長く続けば続くほど体に負担が掛かってくるのはもちろんのこと、緊急時などの対応も後手に回りがちになってしまいます。また、通勤時間が長くなるということは、自家用車であれ、バスや電車などの公共交通機関を利用するのであれ、その交通費がかさんでいく事も同時に示すこととなります。こういった点も考慮に入れた上で、公共交通機関の乗り継ぎなどをさほど行なわずに、一時間以内で仕事場にたどり着ける場所を選ぶといいでしょう。