賃貸物件を借りる際の連帯保証人について(長野県/トレーナー/55歳/男性)

僕は長野県に住む55歳のトレーナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を借りる際には、単にお金を用意するだけではなく連帯保証人を用意する必要があります。保証人とは異なり、連帯責任があるために、例えば、借主に連絡が取れなくなって失踪してしまった場合等は、家賃を代わりに請求されたら拒否することが出来ずに支払わなければいけないために、責任は重くなります。そのために、連帯保証人は親族でなければいけないということは無いのですが、親や兄弟に頼むのが一般的になっております。大家としても、親や兄弟などの親族の方が揉めることも少ないために、親族しか認めていないというケースもあります。何か問題が起こった場合に責任が追求されるだけであるために、他人に頼まれても安易に引き受けない方が無難です。


ただ、この連帯保証人の用意は、昔の日本人のライフスタイルであれば、それほど問題はありませんでしたが、時代が変化して核家族化し、親や兄弟であっても頼みたくない人や頼める親族がそもそもいないという人も増えております。また、国際化によって少しずつ外国人の労働者なども増えており、外国人にとっては敷居がかなり高いものとなっているのが現状です。そのために、最近では保証会社を利用することによって、連帯保証人を用意しなくても借りることが出来る物件も増えてきております。ただ、増えてきてはいるとは言っても、どこでも対応してくれるという訳ではありません。今後、そうした物件が増えていく可能性はありますが、今の所は限られますので、探す際には注意する必要があります。