僕は神奈川県に住む57歳の書道家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を決める際、家賃、間取り、場所等決めるべき条件はたくさんありますが、通勤時間のこともよく考えることが必要です。例えば片道1時間かかる物件に決めた場合、往復で1日2時間、週5日勤務であれば1週間で10時間、1年間で考えると約520時間もの通勤時間が必要となります。満員電車で過ごす1時間や、渋滞に巻き込まれながらの車での1時間のストレスは相当なものです。天候の悪い日等は、始業時点で既に疲れてしまい、仕事の効率も悪くなりかねません。通勤時間を短くすることができれば、その始業前の時間をスキルアップの時間にすることが出来たり、家族とのコミュニケーションの時間にすることが出来、始業時間にすっきりとした気持ちで仕事に臨むことが出来ます。
また通勤時間が長くなると、時間の浪費やストレス以外に、金銭面でのデメリットが生じます。電車での通勤であれば電車代がかかりますし、車での通勤であればガソリン代が必要となります。車の場合、1台を通勤に使用してしまうと、家族の移動用としてもう1台車が必要になるということも考えられます。徒歩や自転車で通勤することができれば、電車代、ガソリン代、駐車場代を浮かすことが出来ますし、車の台数を1台減らすことが出来れば車1台分の維持費を浮かすことも可能です。通勤時間を短くすることが出来れば、家計の見直しも出来、その浮いたお金でより自分に好みの物件を借りることも可能なのです。家賃の安さだけでなく、トータルで考えることが、家計全体の見直しにも繋がるのです。