賃貸物件を解約する方法(愛媛県/和裁士/18歳/女性)

私は愛媛県に住む18歳の和裁士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を解約して退去する場合は、まず、入居時の契約書を確認する必要があります。契約書で確認すべきポイントはおもに2つです。1つ目は「いつまでに解約の申し出をすべきか」、2つ目は「どのような方法で申し出をする必要があるか」です。退去は1ヶ月前までに、書面で申し出するのが一般的です。契約によってはそれ以上前の申し出が必要となる場合があります。申し出が遅れると余分な費用が必要となる場合がありますので、注意が必要です。早めに、余裕をもって不動産会社または貸主に申し出をしましょう。逆に貸主が借主に解約を申し出る場合は、一般的に、契約期間満了日の6ヶ月前までに書面による申し出をしなければいけないことになっています。


退去する時は、部屋の荷物をすべて撤去したあとで、不動産会社か貸主の立ち会いのもとで、部屋の状態の確認をおこない、敷金の返還がおこなわれます。引っ越しする日が決まったら、不動産会社か貸主に連絡して、双方の都合のよい日時を決めます。立ち会い日は引っ越しする日と別の日でもかまいません。賃貸物件を退去する時は、いくつか手続きが必要になります。まず、借主は立ち会い日までに水道・ガス・電気・新聞などの清算をおこなっておく必要があります。また、郵便物の転居届や住民票の転居届の手続きも忘れずにやる必要があります。部屋の鍵は原本とコピーの両方をそろえておきましょう。鍵をなくした場合は、費用が発生しますので注意が必要です。