僕は愛知県に住む22歳のカスタマエンジニアです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸しているマンションや一戸建ての契約を終了するときには、借りている住宅から退去する必要があります。不動産会社に契約を終了したいことを告げる場合には、契約を終了したい月の数ヶ月前に知らせる必要があります。契約を終了したい月に終了の申込みをしても、契約の終了することができない旨が契約書に記載されている場合もありますので、事前に確認をすることが必要になります。契約が終了することが決まって、実際に建物から退去をする場合には、まず建物の中にある入居の際に持ち込んだ私物を全て撤去することが必要になります。自分で持ち込んだものか、元からあったものかわからなくなったものがある場合には確認をすることが必要になります。
借りていた建物から退去をするときに必要となるのが、借りていた建物を元の状態に戻すことです。この原状を回復するための義務は、必ずしも借りたときの状態そのものに戻すために必要な費用の全額を支払わなくてはならないという訳ではなくて、借りていた人間の責任で毀損した部分のみの補修にかかる費用を支払うことになります。例えば畳やフローリングなどを通常の用法で使用していた場合に、畳がすりへってきたり、フローリングのツヤがなくなった場合などには、それらをきれいにするための費用については借りている人間の負担ではないことになります。その一方で畳やフローリングを不注意で傷つけてしまった場合には原状回復義務があります。