私は香川県に住む59歳の録音技師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

住んでいる家が賃貸物件である場合、退去する時に色々な手続きや費用がかかります。まず退去を行う時には、大家さんや部屋を管理している会社などに申し出を行う必要があります。基本的に入居には入居期間が契約で決められていることが多く、期間を過ぎる前に予め大家さんなどから入居を継続するかどうかの確認の文章が送られてきます。その時期に部屋を引き払う旨を申し出ても良いですし、その時期以外に引っ越す場合には、少なくとも部屋を退去する1、2ヶ月までには大家さんなどにその旨を申し出ることが大切です。引越しをする数日前などに急に申し出ると、手続き上でも大家さんに迷惑をかけることとなりますので、早めに伝えたほうがスムーズに手続きができます。

部屋を引き払う時には、賃貸物件の管理人が立ち会いの下、退去検査というものを行います。部屋にあった物を全て運び出した後、今まで住んでいた部屋の状況などを確認する検査のことを言います。長い間住んでいれば、壁のクロスや床に傷がついてしまったり、設備等を破損してしまうこともあります。そういった箇所がないかを確認する作業を行います。もし大きな破損などが見られた場合には、入居者に修繕費を請求する場合があります。但し、もし入居時に敷金を数ヶ月分支払っていた場合は、預かっていた敷金から修繕費を捻出します。敷金から修繕費を差し引いた分のお金は、入居者に返還されますが、修繕費が敷金以上にかかってしまった場合は、上乗せ請求される場合があるので、注意が必要です。