賃貸物件を選ぶ時の通勤時間について(青森県/電気工事士/69歳/女性)

私は青森県に住む69歳の電気工事士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


通学や転勤で自宅から賃貸物件に引っ越す場合の物件の探し方を考えてみます。学校や仕事の繁忙度にもよりますが、往復の時間をどこまで取れるかにより住む場所も変わってきます。片道30分を超えると負担は大きいですが、通勤方法によっても交通機関を使うならばその間睡眠時間や読書の時間などに有効に使える場合もあります。賃貸物件の気になる家賃も、ターミナル駅から近い駅、便利な所は高いので、予算がオーバーするようであればそのように考えて、多少遠い駅も検討してみると選択肢が広がります。また駅から徒歩圏内なのか自転車が必要か、バスを利用する必要かでも検討が必要です。家賃を抑えても自転車の費用がかかったり(購入代金、駐輪場など)、夜遅くなってタクシーを使うことが多くなれば余計な出費も増えます。


通勤時間について、もう1つ大事なことは、実際に現地を見ることです。例えば、駅まで徒歩3分とあっても、地下鉄などの入り口までであって、そこから改札を抜けホームまでの所要時間は7分かかったというケースもあります。説明の所要時間は、1分80mで計算されていることが多いですが、やはり個人差があります。また信号の待ち時間や踏み切りの待ち時間などは含まれていないこともあるので、やはり実際に現地に赴いて歩いてみることはした方がいいでしょう。自転車を使う場合には、自転車置き場から駅までの距離や賃料、そもそも空きがあるかなどの確認もしっかり行いましょう。また住む駅を決めたら、早朝と深夜の時刻表もチェックしておくと便利です。思ったほど本数がない、終電が速いなども毎日の生活では大切です。実際の生活を思い浮かべ、出来るだけ事前に様々な項目を検討しておくといいでしょう。