僕は山形県に住む44歳のゲームシナリオライターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を探す際に、間取りを重視すると言う人も多くいるのではないでしょうか。不動産会社で公開している間取り図では、「2LDK」と言ったように、部屋数、洋室・和室・リビングなどの部屋タイプ、そして広さが記載されているケースが大多数になります。部屋の広さについてですが、平米数で記載されているものと、「8帖」というように、洋室和室を問わずに畳の枚数で記載されているものという、大きく二つに分けることが出来ます。最近は集合住宅・戸建て住宅を問わずに和室の数が減少傾向にあると言われていますが、それでも日本人にとっては、畳の枚数で広さを表すのは馴染みがあると言えます。しかし、この畳については意外に知られていない事があります。
実は畳は、関東地方と関西地方では、サイズが若干異なっています。関東地方で主流となっているのは「江戸間」と呼ばれるタイプとなり、縦176センチ横88センチが標準となっています。それに対し、関西で主流の「京間」は縦191センチ横95センチとなっており、京間が若干大きくなっていることが分かります。つまり、同じ8帖でも関東と関西では微妙に大きさが違っていると言えます。しかしこれは、一戸建て住宅の場合になります。賃貸マンションやアパート、あるいは分譲タイプの集合住宅では、「団地間」と呼ばれるサイズが用いられています。これは、縦170センチ横88センチと、江戸間よりも一回り小さめとなっていることが分かります。