私は沖縄県に住む63歳の納棺師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸のマンションやアパート、一戸建てなどを解約するには手順を踏んだ手続きが必要になります。賃貸物件を契約するさいには契約期間が存在します。そのため契約満了と中途の2種類の解約があります。契約満了は契約を更新しないということで、契約更新料を節約することができます。いずれにしても貸主には1ヶ月ほど前に解約する旨を通告するなどの条件があります。また月の途中の場合には、家賃を日割りで計算してくれる場合が殆どですが、契約によっては中途を認めず1ヵ月分を支払う場合もあります。これらは賃貸借契約書に記載されているので確認しておくと良いです。また新居との契約を手順よく行えれば、新居と旧居の家賃を二重に支払わなくて済みます。また解約するさいには電気・水道・ガスなどのライフラインの契約変更も考慮する必要があります。

賃貸を借りるさいには敷金を支払う必要がありますが、退去するさいに、この敷金は返還されるものです。その敷金返還までの流れとしては「①新しい新居への引越しが決まれば、解約の意思と退去日を管理会社や大家さんに連絡。電気・水道・ガスなどのライフラインはそれぞれの事業者に連絡」「②退去日以前または退去日に引越しを行い、退去日に管理会社や大家さんなど立会人とともに室内の状況を確認してもらい、修繕が必要な箇所を決める。このさいに部屋のカギを返却する」「③原状回復費用の見積もり送られてくるので、内容を確認。内容に問題などがある場合には、管理会社や大家さんに相談し、見積もり額を決定」「④支払った敷金から原状回復費用を差し引いた金額が返金」ということになります。