私は滋賀県に住む32歳のカーデザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

結婚や出産を期に、持ち家を購入するか賃貸生活をこのまま続けるか悩むカップルはたくさんいるでしょう。そこで、今回は賃貸生活のメリット・デメリットについて解説します。結論から言うと、賃貸生活はメリットの方がデメリットより多く、ライフスタイルや将来設計に合わせて考慮するなら持ち家を購入し生活するより快適だといえます。それでは、まずデメリットについて解説します。デメリットは収納を増やしたいからという理由で棚などを設置する小さなリフォームすらできないことでしょう。収納棚や照明器具を取り付けるために壁や天井などに穴を空けると退去の際、敷金が返ってこない可能性が高いです。また、家賃を一生払い続けでも、その物件が資産になることはありません。

しかし、それ以上にメリットがたくさんあります。まず、持ち家を購入する際は頭金としてまとまった額の初期費用がかかりますが、部屋を借りる際は家賃の3～5カ月分で住むことが出来ます。そして、持ち家を購入すると何十年にもわたる長期のローン返済というプレッシャーが重くのしかかりますが、賃貸にはそれがありません。それに、結婚や出産、子供の独立や親との同居などライフスタイルの変化に応じて住み替えることが可能です。これは転勤などにも言えます。勤務地が変わっても移動先に引越せばいいのです。持ち家ですと、これが出来ません。出来たとしても単身赴任先の家賃と持ち家のローン返済という二重生活になり金銭的な負担が増えます。以上のように賃貸生活にはデメリットよりメリットがたくさんあるのです。