賃貸生活は家賃の交渉を(山梨県/映像作家/31歳/女性)

私は山梨県に住む31歳の映像作家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸生活を始めるにあたって同じ部屋に住むならば家賃は少しでも安い方が良いですよね。家賃の交渉にはコツと条件があり、条件に当てはまるような物件だと、割と簡単に交渉成功する事があります。まず、交渉できる物件の条件として、人気が高すぎないという事が最重要です。ここでの人気とは例えば新築物件であったり、アクセスがとても良い地区であったりします。放っておいても勝手に入居者が集まるような物件だと、わざわざ家賃を下げる必要が無いので交渉がうまくいきにくいです。特に交渉が成功しやすい物件というのは、長い期間部屋が空いている物件、築年数が長い、具体的には築10年以上の物件等です。貸主や不動産側が入居者を増やしたい場合、交渉は成功しやすいでしょう。


新しく賃貸契約を結ぶ場合、様々な初期費用が発生します。それらの金額は決して安くないです。家賃の交渉をする場合、これらの初期費用を代わりに減額してもらった方がうまくいくケースが多いです。というのも家賃は他の入居者との兼ね合いもあり、渋られる事もありますが、初期費用の減額ならば後々問題になる事が無いからです。初期費用の中でも割合が大きいのが敷金礼金です。全ての賃貸契約ではありませんが、多くの場合敷金礼金を払う事となります。敷金というのが将来的に帰ってくるお金で貸主に対する保険の様なものですので、金額の交渉をしてもあまり良い顔はされないでしょう。交渉すべきは礼金です。貸主も最初だけのお金なので入居してほしい場合ならば交渉に応じる事でしょう。