退去時の賃貸をきれいにするための暮らし方(岩手県/経営者/50歳/男性)

僕は岩手県に住む50歳の経営者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


退去時に賃貸の部屋をきれいにしておきますと、敷金から差し引かれるクリーニング代や修繕費用を少なくすることができます。修繕費やクリーニング代は入居時にどのように過ごすかによって大きく変わってきます。入居していた部屋の壁紙がひどく汚れていますと、新しい入居者を受け入れるために壁紙をすべて張り替えなければならなくなりますので、それだけ敷金から差し引かれる修繕費が多くなってしまいます。壁紙が汚れてしまう主な原因には、冷蔵庫からの長期間にわたる放熱による日焼けがあります。冷蔵庫を壁紙にぴったりつけてしまいますと、そこから発せられる高熱で壁紙が焼けて変色してしまいます。こういったことを防ぐためには、冷蔵庫は最低壁から10センチ離して置くようにしましょう。


タバコのやにも壁紙を汚してしまう大きな原因の一つです。タバコを吸っていると部屋の広範囲の壁にやにの汚れがついてしまいますので、壁紙の交換費用が高くなってしまいます。タバコのやにを壁紙につけないためには、普段からタバコはベランダで吸うようにするか、タバコを吸う部屋をあらかじめ決めておき、普段からその部屋以外では吸わないようにするなどの工夫が必要です。高い修繕費を負担させられないようにするためには、調理に使った油はそのまま排水溝に流さないようにすることです。油汚れは排水溝に付着してそれを腐食してしまうほか、あまりに多くこびりついてしまいますと高水圧の水でも落とせなくなり、排水溝の交換をしなければならなくなります。排水溝を普段から汚さないようにすることが、クリーニング代、修繕費をおさえるこつです。