間取りから考える賃貸選び(三重県/科学者/28歳/女性)

私は三重県に住む28歳の科学者です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を選ぶ際には、立地、家賃、間取り、設備など様々な条件を総合的に見て判断します。人によって重要視する項目が異なりますが、実際に家の中で生活をする上で重要になるのが間取りです。設備の過不足は家具家電を購入したり、小物を購入して工夫することは可能ですが、壁や扉、シンク等の位置を動かすことはできないので間取りが生活するスタイルに反映されると言っても過言ではありません。住みやすい賃貸物件を選ぶ上では、自分が望む生活スタイルに合った間取りの部屋を選ぶことがとても重要です。基本的なところはキッチンやリビングの必要性から始まりますが、一人暮らしであれば扉のない一室の方がかえって生活しやすいこともあります。


間取りを考える上で重要なのは生活の動線を考えることです。例えば、寝室を奥にとりたいと考えるのが通常の考え方ですが、これは玄関口から見えないで欲しいという考えがあるからです。もし部屋がL字でベッドが部屋の入り口付近にあっても玄関口から隠れるのであれば入り口に近いところにおいても構わないわけです。もし家に帰ったらとりあえずベッドで寝るのが習慣という人でしたらそういったL字構造をとった部屋が自分の動線に合っていると考えることができます。このように、どのように部屋を使うかを考えることで少し構造が違うとまるで価値が違う物件になります。実際に自分が生活する姿を想像して使いやすいと考えられる賃貸物件を選びましょう。