私は北海道に住む30歳の自然保護官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸を借りる時に必ず支払うのが礼金と敷金です。最近はどちらも家賃の1ヶ月分というのが一般的ですが、中には2ヶ月分という物件もあります。礼金というのは昔からの慣習で、部屋を貸してくれてありがとうという感謝の思いを込めたお礼のお金です。慣習なので必ず支払わなくてはいけないお金ではありません。最近は少子化の影響もあって、賃貸物件が供給過多になっています。そのため空室が増えているため、集客のために礼金をゼロにする物件が増えています。大家にとっては空室のままで置いておくよりは、礼金をゼロにしても入居してもらった方が家賃収入が入るので助かるわけです。初期費用を安くあげたいのなら、礼金ゼロの物件を探すことです。

最近では敷金ゼロという物件もあります。この場合は注意が必要です。敷金というのは、家賃を滞納した時や退去する時の原状回復工事のために担保として預かるお金です。この敷金がゼロということは、退去する時の原状回復工事が必要となった場合にその費用は全額負担することになります。ただし敷金ゼロでも、部屋の修理代やクリーニング代は負担することになっている場合があります。この場合はどの程度の金額が必要になるのか、不動産屋に確かめておく必要があります。この他に仲介手数料がゼロという物件もあります。これは大家の物件を斡旋してくれた不動産屋に、入居者が仲介してくれたお礼に支払うお金です。仲介手数料がゼロというのは、不動産屋が所有している物件です。このような物件を探すのも、費用を安くする方法です。