はじめての賃貸の選び方(奈良県/教育関係職員/34歳/女性)

私は奈良県に住む34歳の教育関係職員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を借りるにあたって、初めての人はどんなことに注目すればよいか。家賃や敷金、礼金はもちろん、間取りや向き、築年数など項目が多すぎて悩んでしまうだろう。少しだけ賃貸の選び方を紹介してみたいと思う。まずは間取り。これはあたりまえだが単身か家族がいるかによる。単身であれば1ルーム、ベッドルームを別にしたければ1LDKなんかもいいだろう。夫婦二人であれば1LDKから2LDK、子供がいれば3LDKあればいいだろう。部屋数が多いほうがいいかもしれないが、そこは家賃と相談して決めるといいだろう。次に向きについて。意外と気にしない人も多いだろうが、向きも結構重要である。以前北向きの部屋に行ったのだが、日あたりがあまりよくないため、私自身は少しさみしい部屋だと感じた。やはり一番は南向きが人気だろう。日当たりがよく、とても気持ちがいい。しかし、日中仕事に行く者にとってはあまり重要ではないかもしれない。


次に水回りについて。最近は一坪風呂の物件も多く出てきた。一日の疲れをとるお風呂だからこそこだわりを持つ人は多いだろう。また、女性であればウォシュレット付きのトイレを条件にする人も多くいるだろう。水回りといえばキッチンもある。浄水器がはじめからついていたり、伸びる蛇口が付いている家もある。奥さんがいればきちんと意見を聞いておきたいところである。そして築年数。先ほど水回りの話をしたのだが、家の古さは水回りに一番出てくるものだ。家を内覧に行ったらお風呂は必ず確認しておくことをお勧めする。はじめは新しい部屋のほうがよく感じるかもしれないが、不思議なもので、住んでみると最初は古く感じた部屋もあまり気になくなってくるものだ。住めば都ではないが、そのうち一番落ち着く場所になるものなのだ。人それぞれこだわりは様々だが、人々の生活にとって住居はとても大事なものだからじっくりと考えたいものだ。