メモは賃貸住宅探しの強い味方です(三重県/心理療法士/51歳/女性)

私は三重県に住む51歳の心理療法士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸で住宅を借りるとなると、色々な部屋や住宅を回ることになります。見ていると「なんだか良い」と感じることがあるものの、あとで振り返ってみるとイメージができなかったり印象が薄かったりということがあります。これはしかたのないことで、大抵1人の人が見る物件というのは条件と言い部屋の大きさや部屋数なども大抵似通っているため、印象が混同されやすいのです。こうした事態に陥らないためにも、物件を見るときには小さなメモ帳などを持参しておくと助けになるはずです。ツールとしてはだれでも持っているものですし、筆記用具と合わせてもさして荷物になりませんから、持っておいて損はないはずです。ぜひ持っておきたいグッズと断言できます。


色々な賃貸を見ながらそのたびに感じたことなどを書くようにしていると、不思議なことにあとで思い出すのがそう難しい作業ではなくなるのです。またメモをしようと思うと、隅々まで部屋を見ようとしますから、観察力が高まります。それに加えて同時に物事を感じ取る力も高まります。メモを取ろうという意識が潜在的に働きかけるために起こる作用で、賃貸住宅を見る上ではプラスの方向にしか働かない力だと言えるでしょう。目で見たことを文字にするというのも自分の考えをはっきりさせてくれますし、ニオイや音などの情報も書くことができるため、賃貸のあらゆる情報を網羅できます。メモをとるというのは部屋を探している人のマストグッズであり行動と言えます。