私は奈良県に住む38歳の給仕人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

一人暮らしのためのより良い賃貸物件を探すには様々な重要項目があります。まずは自分自身のライフスタイルを頭に思い描き、そこから必要となるであろう間取りやスペースを算出するのです。どれだけの家具や生活用品が要るのか、それを収納するだけの空間はどれ位の広さが最適なのか、それらのイメージを事細かに掴んで把握する事が大事です。これは部屋探しの重要なファーストステップであり、この段階で具体性の無いおぼろげなイメージのみを思い描いていると入居後に後悔する事になります。自分に最適な生活空間のイメージを描けたら、つぎは家賃の金額を念頭に置きます。毎月発生する経済面のコストなので、自分の収入に見合った範囲で候補物件を絞り込んでいきます。

理想としては家賃は収入の30％くらいまでに収めるのが良いとされています。初期費用として敷金、礼金、火災保険なども支払う必要があります。間取りと家賃の金額のみに重きを置いて周辺の環境に注意を払わない人もいますが、これは愚策としか言いようがありません。周囲の施設が自分の生活スタイルに見合う環境であるという事が、快適なひとり暮らしを送る上では欠かせないからです。候補物件の周囲の事情および施設の種類は、事前に事細かく確認しておくのが肝要です。可能であれば半径1～2キロの範囲は自分の足で歩いてみるのが良いでしょう。最終的な決め手となるのは、自分の目で直にその物件を見る事です。間取り図では見えなかった側面を細部にわたって確認できるので、ぜひやっておきましょう