私は富山県に住む18歳のツアーコンダクターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件の中には「テラスハウス」と呼ばれる物件があります。テラスハウスとは、複数の一戸建て住宅を連ねて建築されたもので、独立した庭やテラスが各戸に設けられているのが特徴です。テラスハウスの場合、敷地に独立して立てられる一戸建て住宅と比べて、効率の良い敷地利用が可能になるほか、建築コストの面でもメリットがあります。テラスハウスと似た形状の建物に「タウンハウス」がありますが、テラスハウスは敷地の権利が一戸建てのように分けられており、敷地を共有するタウンハウスと比べて、敷地の権利形態が違います。そのため、テラスハウスは一戸建て住宅に分類されますが、タウンハウスはマンションの仲間として扱われることもあります。
テラスハウスは隣家と壁を接するため、少なくとも一面には窓がないので注意が必要ですが、その点を除けば通常の一戸建て住宅と同じです。1階の玄関からの出入りがスムーズで、庭に洗濯物を干して2階のベランダに布団を干すといった使い分けもできます。賃貸マンションと比べて、音への配慮も少なくてすみ、庭先に駐車スペースが設けられている物件もあります。隣家に音が伝わることもありますが、隣家に接する側に押入れや収納、トイレや浴室などが設置されている間取りを選べば、音の問題は軽減されます。賃貸のテラスハウスの数はかなり多く、全国どの都道府県にも物件が存在しています。一戸建て感覚のアパートとして建てられるテラスハウスも多いようです。