私は山形県に住む40歳の建築家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件の一戸建てを借りるメリットを簡潔に述べると、管理費が不要で、比較的に広い居住空間を得ることができ、騒音で隣家に迷惑をかけることも少なく、土と親しむことも、ペットを飼うこともできることです。一戸建ての賃貸物件は、持ち家のように庭でガーデニングを楽しんだり、大型犬を飼うこともできます。ペット可の賃貸マンションもありますが、戸建てであれば鳴き声や、ペットがたてる物音で、隣室に気を使うこともありません。また、庭付きの物件が多いので、子供を遊ばせたり、庭でバーベキューをしたりなど、家族の楽しみが広がります。隣室や階下の部屋を気にせずに生活することができるので、夜の洗濯や掃除もまず問題ないでしょう。
一戸建ての賃貸物件を借りる時には、その契約形態をまずチェックしましょう。マンション等とは違い、戸建ての場合には、「定期借家契約」という形態である場合が少なくありません。定期借家契約とは、更新がない契約の形です。契約時に決められている年数が経過した時点での、明け渡しが義務付けられています。この定期借家契約は、一般的に2年契約が主流となっています。また逆に定期借家契約期間中に、途中解約すると違約金を請求されるケースもあります。戸建ての場合、原状回復の範囲については、契約時の必ず確認しておきましょう。家屋だけでなく、庭の草木まで原状回復の範囲に含まれることもありますので、退去時に揉めないためにも、契約時に契約内容をしっかりと理解しておきましょう。