僕は千葉県に住む27歳の地方議会議員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
一般的に賃貸物件を探す際の主なポイントは、家賃や間取り、敷金・礼金の有無、駅からの近さ、新築物件か否かなどです。細かく挙げればキリがありませんが、条件の中心はこのあたりです。ただ世帯用、特に子どものいる世帯の場合、賃貸物件を選ぶ際のポイントは、独身用とは若干異なります。独身の場合、ウィークデーの日中は仕事にでかけ家には誰もおらず、仕事が終わり深夜に帰宅してから若干の時間を過ごして寝るだけ、家にいるのはほぼ土日のみ、という生活が多いです。それに対し、世帯、特に子どものいる世帯の場合、夫が仕事に出かけている間、共働きでない限り妻と子は家で過ごします。また、共働きであっても子どもがある程度成長すると、家で一人で過ごすケースも出てきます。
賃貸物件は、戸建てを賃貸するのでなければ、マンションやアパートといった集合住宅です。そして、集合住宅で一番気をつけなければならないのは「音」の問題です。物件によっては、家賃は安いが壁が薄く隣家へ音が筒抜けというものもあります。そのような物件を選んでしまうと、世帯の全員が安心して暮らせません。音が響くということは、子どもの足音や声で上下の階の住人からクレームがくる可能性もあります。また、独身以上に防犯面も考慮しなければなりません。夫が不在の間に妻と子の身に何かあっては大変です。最近のマンションでは玄関外の様子を画面で確認できるインターフォンがついているケースが多いですが、このような配慮も必要です。このように、世帯の場合、世帯ならではの賃貸物件の選び方があります。