仲介手数料が割引された賃貸契約もある(北海道/士官/73歳/男性)

僕は北海道に住む73歳の士官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションやアパートを借りる際には通常、不動産会社に仲介を依頼して物件を手配してもらいます。そのため、実際に賃貸契約を結ぶ際にはその仲介手数料を支払わなければなりません。通常の設定は一ヶ月分の家賃に相当する額になります。ところが、近年ではこの仲介手数料を割引している不動産会社や仲介手数料を取らないところまで出現してきています。不動産会社としてはこういった部分に他社と差を付けることによって顧客の獲得を図っているわけであり、賃貸物件を借りる側としては大きな出費となる引越しの際に大きく費用を削減できて得をします。また、家主にとっても入居者が増える可能性が上がるのでとても有用なシステムであると言えます。


このようにすることでデメリットがあるのは不動産会社のみですが、実はこれは不動産会社の収入源がどこにあるかということを考えると全うな考えであると言えます。不動産会社がもしマンションの一室を購入する契約を得られたとすると仲介手数料が3%程度得られますので、通常では数百万円の収入になります。これに比べると仲介手数料が10万円前後の賃貸契約を結ぶのでは大きく差があります。もし賃貸契約を結んだことで契約者と不動産会社の間に信頼関係ができて、次に引越しをしてマンションを購入するということになれば遥かに大きな収入を得ることができます。こういった顧客が現れやすくなると期待できるのが不動産会社のメリットなのです。