僕は北海道に住む62歳の歌手です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

住居を賃貸契約している人、しようと思っている人は契約更新についてどうすればいいのか、どうなっているのか気になると思います。ここでは賃貸契約更新について詳しく説明していきます。まず居住用の賃貸契約は基本的に2年契約になっています。そこで双方合意の上で契約を更新する(合意更新)、何も手続きしない(それまでの契約内容と同じ契約で結び直す＝法定更新)、契約の初めに契約を更新する約束をする(自動更新)のどれかになります。気をつけなければいけないのが「定期借家契約」の場合は契約期間が終了で更新はありません。契約を続ける場合は再度契約を結び直す形になります。普段はあまり考えることのないことですが、自分で基本を知っておく努力をしましょう。

次に、更新を拒絶される場合もあります。拒絶するには「正当事由」が必要なのでここで紹介しておきます。1、貸主、借主がその建物を必要としている場合。2、賃貸借に関する従前の経過。3、建物の利用状況。4、建物の現況(老朽化などの問題があった時など)5、貸主からの立ち退き料の提供など。＊5のみでは正当事由とはなりませんので、補完的なものです。更新の拒絶は新しい住居を探せるようにある程度前に知らされますが、これも知っておくと良いと思います。また契約更新の場合に心配する人もいる更新料についてです。貸主に契約更新の対価として支払われるものですが、特別に定められている場合を除いて、支払って当然というものではありません。ただ部屋を借りるにも案外知らないルールがあるんですね。