初めて賃貸を借りる時の基本的な選び方(鳥取県/花屋/61歳/女性)

私は鳥取県に住む61歳の花屋です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


初めて賃貸物件を探す時には選び方の手順というものがあります。はじめに住みたい地域を決めておくのが基本です。いくつかの候補がある時は、予算と物件の広さによって決めることになります。住みたい地域を決める時は、サラリーマンなら会社への通勤に便利な場所を選ぶのが普通です。学生なら大学への通学に便利な場所を選ぶことになります。中には通勤時間には関係なく好きな街に住みたい人もいますが、そのような場所はたいてい人気があるので、家賃の相場が高いと覚悟する必要があります。安く借りるコツは、住みたい街の隣町で賃貸を探すことです。一駅離れるだけで、家賃の相場はかなり下がります。好きな街以外の地域を選ぶ時には、事前に自分の足で歩いてみることが大事です。


特に候補がいくつかある場合は、実際に歩いてみることによって絞る事ができます。一般的に住みやすい地域というのは駅周辺に商店街があり、商店街から離れるに従って住宅地が広がっているようなところです。駅前が閑散としていると、駅から離れるともっと寂しくなりますので、買い物などには不便です。次に大事なのは予算の目安を決めておくことです。月々の家賃は、月収の20パーセントから30パーセントが適切だと言われています。共益費や管理費が必要な場合は、それを含めての金額です。例えば手取り月収が20万円なら、6万円の家賃が上限になります。また家賃の金額によって敷金や礼金や仲介手数料の金額も変わってくるので、なるべく安めの方が出費が少なくて済みます。