収入の三割と言われる賃貸物件の家賃(宮崎県/ファンドレイザー/27歳/男性)

僕は宮崎県に住む27歳のファンドレイザーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


都心部で暮らす多くの人が利用するのが賃貸物件ですが、その家賃は概ね手取り収入の三割以内に、とは耳にすることが多いかと思います。実際には、家賃は長期間固定的にかかる費用なのに、不況で残業代やボーナスといった固定給以外の部分が減少する場合もありますので、25%以内ぐらいを目標に探したいところです。これは、賃貸物件を探すエリアにも依るでしょうが、都心部では難しい場合もあるでしょう。特に新卒で初めての一人暮らし、という場合には、給与水準から言ってもなかなか難しいのが現実かもしれません。そういった場合には三割を超えるのも止むを得ないという意見もありますし、給与が確実に上昇することが見込まれるのであればそれも良いかと思います。


一般的には、やはり三割以内に収めるべく、通勤時間や駅からの距離などの条件を緩めて探してみるほうが得策かと思います。特に新卒社会人の場合には、入社後の付き合いや飲み会等の頻度も分かりませんし、残業時間によっては自炊が困難なこともあります。家賃は一度設定されると通常二年間程度は固定的に毎月かかりますので、これをなるべく低く抑えておくことは後々のメリットに繋がります。また、築年数の条件を緩めて探してみることも一案です。賃貸物件であれば、通常の使用をしていて不具合が出た場合の修理費等は賃貸人(貸し手)の負担ですし、内部は綺麗にリフォームされていて住んでみるとさほど不便を感じないこともあります。いずれにしても、妥協しても生活の質がそれほど下がらない点を模索して、できるだけ手取り収入の三割の鉄則を守るほうが得策と言えるでしょう。