古い賃貸物件の退去対策(鳥取県/補償コンサルタント/36歳/女性)

私は鳥取県に住む36歳の補償コンサルタントです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


築年数が経過している賃貸マンションやアパートの家主にとって、物件の空き室や居住者の退去問題は、深刻と言っても過言ではありません。やはり、築年数の古い物件よりは、新築や築浅の物件に人気が集まる傾向が、賃貸マンションやアパートにはあるからです。このような退去に関する対策として、家主側も様々な工夫を凝らしています。一例として挙げることが出来るのは、借主に物件を自由にリフォームしてもらい、借主の好みの居室としてもらうことで、愛着を持って長く住んでもらおうと言う試みがあります。通常、賃貸物件の場合は退去時には原状回復を行わねばなりませんが、このような物件ではその必要は無いことが、借主側からも好評を博しています。


その他の空き室の対策としては、最新の設備を整えることになります。内装のリフォームなども当てはまりますが、最近では、インターネットの接続環境を積極的に整えることにより、空き室や退去の対策としている家主も多く見受けることが出来ます。これは、マンションやアパート用の無線LAN設備を整えることで、居室内で無料でインターネット接続を可能にすることにより、スマートフォンやタブレット端末を利用する若者を取り込もうと言う試みになります。特に昨今は、スマートフォンでの通信費の高さに嫌気が差している人も多くいることから、この空き室や退去対策は、大変有効な方法であると考えられており、家主の間でも注目を集めています。