僕は奈良県に住む49歳の交通指導員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
費用をあまり掛けたくない学生の賃貸探しでは、家賃が安い物件と考えるのではなく、初期費用を抑えることが出来る物件という考え方のほうが重要です。家賃を切り詰めることはそう難しくはありません。風呂やトイレなどが共同、あるいは設置されていない物件であれば数千円から1万円前後で借りることもできます。しかしながらこうした物件では勉強に集中できる空間づくりには程遠いですし、結局のところ銭湯などに行く資金が必要になります。最低限の設備が揃っていて家賃が安い物件というのは、学生にとって、また勉強に集中するためにも絶対に必要な条件なのです。しかし初期費用に関しては全く別のものとして考えることが可能といえるのです。
初期費用というのは賃貸物件を借りる時発生する諸費用のことです。礼金などがその代表とも言えるものですが、これは節約できるのであれば出来る限り少なくしたほうが良いでしょう。実際のところ支払った金額が戻ってくるわけでもないですし、支払うことによって物件のグレードに差が出るかと言われればそれは無関係だからです。家賃をとにかく抑えることよりはこのように初期費用を抑えることによって、年間に使える資金を増やしたほうがより生産的な方法です。学生だから安いアパートと一概に考えず、本人が勉学に集中できる環境であることを第一優先の条件として掲げる必要があります。学生の賃貸物件こそ、家賃よりも質を重視したほうが良いのです。