僕は福岡県に住む57歳のスクールカウンセラーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件に住まうときにはマンションにするかアパートにするかを悩むことがあります。この両者には明確な違いはないのですが、慣習的に前者は高層になることが多く、丈夫な造りをしていて、エレベーターや防犯カメラなどのシステムが付帯していることが多く、後者は低層で木造などものを指すことがほとんどです。家賃について比較すると一般にはアパートの方が安いことが多く、一人暮らし向けの安価な物件はアパートとなっていることがほとんどです。また、管理人がつかないことがほとんどであり、エレベーターも不要であることから管理費用もアパートの方が安い傾向にあります。こういう集合住宅を選択する上では何を重視して選ぶかが大切になります。
特にマンションに注目すると、エントランスのセキュリティーが充実していたり、高層で外からは侵入しにくいようになっていたりするため、セキュリティー対策に優れていると言えます。また、エレベーターがあることにより、重い荷物があるときなどは運搬が楽です。さらに、一般的には丈夫な造りをしていることから上下左右の隣人の生活音が響いてくることも少なく、アパートよりも独立した部屋に住んでいる感じを受けることができます。しかし、セキュリティーの高さやエレベーターの設置は管理費や共益費を上昇させることになり、丈夫な造りの建物を建てるのに費用もかかっていることから、家賃が高くなってしまいがちです。つまり、マンションではお金で安全や利便性を買うことができるということです。