私は香川県に住む24歳の質屋です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
その物件全体の床面積がどれくらいであるか、ということは物件の情報として開示されています。間取りなどと併せて表記されていることがほとんどなので、これを見ることによって、賃貸物件を比較しながらどれが広い、設備は良いが狭いなどと比較する選び方をすることができます。それだけこの床面積というのは賃貸を選ぶ上では非常に重要な要素なのです。しかしながら、床面積が広い物件ならなんでも良いという選び方には落とし穴があります。それは収納という観点から物件を見ていないということです。同じ床面積であっても、収納スペースが多いのと少ないのではまるで使い勝手が異なります。収納が少なければ結局収納家具などを用意しなければいけないのです。
気をつけなければいけないポイントは他にもあります。床面積というと、大抵の人は実際に使う床のことだと考えます。しかしながら、階段1段1段の面積も床面積に含んでいるような場合には、実際に数字で見るよりも、目で見た時に狭く感じる場合があります。どこまでの範囲を床面積としてカウントしているかわからない時には、直接聞いてみるのも1つの手と言えます。ともあれ、面積が広いというだけで賃貸を選ぶのは避けたほうが良いのです。あくまで目安の1つとして捉えるのが良いでしょう。広そうだから…と見てみて、メジャーなどでサイズを測り、自宅の家具などが入るかを検討することで賃貸の良し悪しを見定めたほうが失敗もないですし、後悔のない選び方と言えます。