性別による賃貸物件の選び方の違い(北海道/茶道家/64歳/女性)

私は北海道に住む64歳の茶道家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の選び方は、それぞれその人によって重視するポイントが異なるのは当たり前のことです。その中でも、家賃、駅からの距離、間取り等は既婚未婚や職業など関係なく、重視する傾向は特に強く一般的でもあります。そんな中、性別により重視するポイントに違いがあるというデータが存在します。男性の場合は、まず一番初めに間取りに目が向くのです。この間取りというのは、玄関から各部屋への移動経路や距離といったような事です。パッと見た瞬間に、無意識のうちにこれらを計算する傾向にあるのです。というのも男性というのは古来から、「外敵から家族を守る」という強い意識が刷り込まれているからなのです。そのため脱出経路や危険性を、まず確認しようとするのです。


女性の場合には、「家を守る」という意識が働きます。男手が外に出ている間、家を快適な空間に維持することが仕事というわけです。そのため「使い勝手」が非常に重要となってくるのです。よくキッチンなどの使いやすさや収納機能に拘ったりしますが、それもこの一環なのです。「使い勝手が良い=快適」との図式が出来上がるわけです。こうした男女での重視ポイントの違いというのは、実は脳の違いによるものとも言われています。人間の脳には男脳と女脳が存在し、実際の性別よりもこの脳の性別が思考や性格に影響を与えているというのです。男脳の場合には「自分の周りの人を守る」という傾向が強くなり、女脳の場合には「空間を守る」という傾向が強くなると言われています。