僕は熊本県に住む40歳のダンサーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
部屋の設備や内装、立地条件なども賃貸を判別するには重要な要素ですが、更新料の有無もかなり大きなウエイトを占めています。更新料というのは、賃貸契約を更新する度に発生する料金のことで、大抵が家賃と同じだけの金額を支払うことになっています。つまり、物件を判断する際には家賃だけでなく、更新料が存在する物件に関してはその分もカウントしなければいけないということになります。似たような物件で数千円安いからといって選んでしまうと、家賃自体は安くても、年間にかかる費用に関しては家賃が高い方が安くなるという逆転現象が起こるわけです。計算する時はできるだけ一年間を通してかかるすべての経費を含めておいたほうが無難と言えます。
といっても数千円の場合もあれば、家賃の2ヶ月分に相当する金額を支払う場合もあるので、更新料が存在するからといってそれだけで物件を敬遠してしまうのは得策ではありません。賃貸物件というのは複数の要素が絡み合っているものですから、判断するときにはそれぞれ1つずつをくらべつつ、総合的に考える必要があるのです。多角的な視点があれば物件の事を冷静沈着に、かつ論理的に捉えることも可能です。長く住むことになるかもしれない部屋、そして毎月かなりの金額を支払うことになる大きな買い物なわけですから、一時的な感情で決めるべきではないのです。できるだけ熟考に熟考を重ねた上で、あらゆる面から考えて納得できる物件が良いでしょう。