私は奈良県に住む50歳の行政書士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
不動産業者はその名前の通り、不動産を扱うプロだということもあり、賃貸物件の探し方や良い物件を見極められないと思ったら、サポートを依頼することも出来ます。不動産業者を訪れる前に覚えてきたい点が3つあります。まず1つは自分が物件に対してどのような希望を持っているかです。さすがに不動産業者がプロであったとしても、全てを任せるというのはあらゆる意味から避けるべき行為と言えます。そのため居住したいと思う場所や家賃の予算などははっきりと事前に伝えておくことが望ましいのです。2つ目に覚えておきたい部分としては、物件の観察をするということです。物件は情報だけでなく、実際に自分の目で見てその様子を確認することになります。
こうした時に雰囲気ではなく、実際に暮らしているかのようにシミュレーションし、その生活がスムーズに行えるかどうかを考えることが必要です。台所に立ってみて、シンクが低すぎないかといった部分の確認、また水や電気などが通っているのであれば、こうした部分をチェックし、水の跳ねや明るさ、スイッチの使い勝手の良さなどをチェックします。3番目に覚えておきたいのは、自分が物件に求める機能です。心地よさを重視するのか、それとも交通アクセスの良さが第一なのかといった部分です。賃貸の探し方はこの3つに集約されていると言えます。種類も条件も異なる賃貸物件だからこそ、プロの力を借りつつも自分で要素を分類し判断する力が必要なのです。