僕は神奈川県に住む42歳の学校職員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
現在では日本全体の住宅戸数の10%以上が空き家になっています。そのため、空き家の数は全国で757万戸にものぼります。これは、住宅の総戸数の13%に住人がいない計算になります。今後もますます空き家が増えると考えられており、対策が急がれています。そんな中、不動産賃貸仲介大手会社が、一軒家などの空き物件に旅行者が泊まれるサービスを開始しました。日本の民家に泊まりたいと考える旅行者と、空き物件を賃貸として貸し出したいオーナーを予約サイトでマッチングさせるのです。これは日本では初の試みとなります。空き家を旅館として貸し出すメリットは、普通の旅館などとは違うルールで動けることです。通常の旅館だと、宿泊料を受け取り空室を貸す契約を結ぶ場合、
フロントを設置するなどの条件を満たす必要があります。しかし、空き家だと旅館業法の対象外となるので、フロントなどが必要ありません。それと旅館業法から除外となっているため、オーナー側は怪しい客などには宿泊を拒否することも可能となります。 現在、都内のホテルは利用者が多く、訪日外国人が同じ宿泊施設で長期滞在することが困難な状態です。ですから宿泊施設として空き家の賃貸物件が加わることで、旅行者の方は幅の広い宿泊施設から選択する事ができます。また、宿泊費などの料金は各物件のオーナーが決めることになります。一般的なホテルに泊まるよりも基本的には安くなる可能性が高いので、旅行者にとって嬉しいサービスといえます。