私は千葉県に住む54歳の臭気判定士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸アパートを選ぶとき、外観・内装・家賃・間取りなど多くの項目をチェックしながら探します。そのチェック項目の中の一つに築年数があります。築年数とは建物が完成してから経過した年数のことで建築経過年数の略となります。不動産会社には表示規約により表示が義務付けられており、特に中古物件の際には価格に及ぼす影響も大きいため非常に重要です。また1981年(昭和56年)に耐震基準の法律が改正されたことによりその年以降は耐震性能が強化しました。1981年以前の物件でもその当時に対応した耐震性や今度を見据えてさらに耐震を重要視した建物も存在しているので不動産で確認をすると詳細が分かりますが一つの知識として物件探しの目安となります。
ただ古いと言うだけでチェック項目から外してしてうのは勿体ない話です。最近では古くなった物件はリフォームが完了しているところもあり、表記してある築年数がすべてではありません。またリフォームがされていなくても古い物件ですとタイルの床や土壁、和室に押入れなどレトロな雰囲気に包まれる昔ながらの部屋で生活をすることができます。また賃貸でもできるリノベーションや和室にあった家具を揃えることで築年数が経っているからこそ叶うレトロモダンな部屋が完成します。和室は夏は涼しく掃除もしやすいことから毎日の生活の癒しの空間になり押入れは奥行があり広いことから収納力もあります。こうしたことからも築年数の経過は新しいければ良いというわけではなく、建築技術も高まった新しい建物も情緒溢れる古い建物も両方に需要があると言えます。