僕は高知県に住む45歳のルポライターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
地震が頻発しているため賃貸物件を探す際は、耐震基準をクリアしているかが気になる点でもあります。日本ではそれまで一般的だった耐震基準の法律を、1981年に改正したためこれ以降の賃貸物件であれば十分クリアしていると考えられます。そのため築年数と言うよりも、1981年を一つの目安として探すと良いです。また耐震だけで見てみると、賃貸アパートよりも賃貸マンションの方が鉄骨で作られているため耐震構造はしっかりしています。揺れに強く強度に優れているため大切な家族を守る建物でもあります。しかし高層マンションの場合は、下りて避難する際に移動に時間がかかるため、スムーズにはいかない面も持っています。この様な事も考慮し物件を選ぶと良いです。
それとアパート・マンションの両方に言える事ですが、1階に店舗や駐車場、ロータリーを有する建物は柱が少ないため、造りが弱いと言えます。耐震を考えた時、これらも避けた方が無難です。他にも賃貸マンションでよく使用される外壁タイルは、揺れで上から落ちてくる可能性があるため、できればタイルを使用していない物件を選ぶ方が安全と言えます。生活する上で築年数も物件選びには重要な点ですが、それよりも備えのある住宅の方が安心して過ごす事ができます。安い家賃で済むならと築年数の古い物件で即決してしまう前に、いま一度担当者と耐震について話し合い、家賃と折り合いのつく耐震基準をクリアした物件を紹介してもらう事もできます。