私は京都府に住む29歳の副校長です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

多くの月日を過ごした自分の部屋。新しい部屋での生活が待ち遠しいですよね。自由で楽しい一人暮らし、しかし賃貸退去時には多くのトラブルに遭遇してしまう事もあります。借りた部屋は借りた時の状態つまり現状回復をして返すのが基本です。普通の暮らしをしていても月日と共に建物は古くなっていきます。自然な消耗や経年での変化は住人の責任でなく管理者の管轄なので問題はありません。このことから、原状回復とは新築で借りた部屋は新築で返却するという事ではありません。私物を残さず、自分で取り付けたものはしっかりはずし、元の状態に戻しておくという事なのです。ここで気を付ける必要があるのが傷やシミ、汚れなどです。これらを残したまま退去してしまうと、ハウスクリーニング代を請求されてしまう事がありますので注意が必要です。

部屋への入居時には敷金を払っています。きちんと家賃を払い、綺麗に暮らしていたら本来は退去時には返還してもらえます。この敷金を多く返してもらうには、とにかく掃除を徹底することが大切です部屋が汚ければ大家さんの心証が悪くなってしまい、ここはクリーニングが必要という風にとらえられてしまいます。床は綺麗に磨き、水周りも清潔に、壁のシミや黒ずみ等はしっかり落としておく必要があります。こうしておくことで無駄な請求を回避しましょう。また敷金については注意が必要であり返還は退去後数か月かかることもあります。そのため、敷金が返ってくるからそれも引越しの費用にあてておこうという考えは現実的ではありませんので注意が必要です。