賃貸では築年数をうまく利用する(鳥取県/ランドスケープアーキテクト/27歳/女性)

私は鳥取県に住む27歳のランドスケープアーキテクトです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸で必ず新築に住むメリットはありません。確かに新築は綺麗ですから、すんでいて非常に気持ちがいいです。当然気に入った部屋で家賃も問題ないのであればもちろん住んで問題ありません。しかし築年数にこだわりすぎて、その部屋のコストパフォーマンスを全く理解しないのは非常にもったいない話です。家と言うのは住んだ瞬間に価格が15パーセント下落するといわれています。要するにほとんど住んでいない部屋なのに、非常にお得な部屋に巡り会う可能性があるということです。部屋を決める際は下見が非常に大切なポイントになります。実際に見て気に入った部屋ならば、築年数を気にしないで借りることで失敗する確率が減ります。大事なのはきちんと確認をすることです。


しかも最近はきちんと内装を新築同様にして貸し出している物件もたくさんあります。築年数が30年を越えているような物件を綺麗にリフォームして家賃も当然、新築よりも安いお金で借りることが出来ます。また改装も非常に充実している物件もあり、部屋だけではなくて配管のような部分まで交換しているようなところもあります。共用部分なども改装されていたり、されていなくても小綺麗になっているような賃貸物件ならば失敗が少ないといえます。また旧い物件は現在にはない趣があったりして、逆に現在では新しい感覚になる場合もあります。築年数という言葉に踊らされることなく、実際にきちんと確認をして契約すれば満足する物件に巡り会う確率が高まります。