賃貸で女性が一人暮らしをする時の防犯(群馬県/建築士/37歳/男性)

僕は群馬県に住む37歳の建築士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅で一人暮らしをする時に、気を付けなければいけないことは防犯に関してです。一人暮らしの人は生活が単調になりがちです。夜になっても照明がついていない部屋は、泥棒に留守を教えているようなものです。自動的に照明がつくようにタイマーをセットすると効果的です。ランダムに時間をずらす機能が付いているタイプの照明は留守を悟られにくくなり、コンセントタイプの照明であればテレビやラジオにも使うことができます。一人暮らしの女性の場合、盗難以外の犯罪にも狙われやすいものです。ピンクなど、すぐに性別が判断できるようなカーテンの色は避けるようにします。最近は外から部屋の様子を観察されない遮光カーテンもあり防犯に効果的です。


女性の一人暮らしの場合、洗濯物はできるだけ部屋の中に干すようにします。天気のいい日にベランダに干す場合は、男性物の衣類を一緒に干して同居人がいるように見せる工夫が必要です。男性物の衣類は100円ショップなどで安く購入することができます。またドアには鍵だけでなく、ドアチェーンをかける習慣をつけることも大切です。宅配業者が来ても、すぐにドアを開けるのはとても危険です。怪しくない相手だと分かったら、一言お詫びの気持ちを伝えれば相手もわかってくれます。宅配ボックスのある賃貸の場合は、宅配ボックスを利用するようにします。エントランスがオートロックの賃貸住宅でも、油断は禁物です。オートロックを過信せず玄関にはきちんと鍵をかけることが大事です。