賃貸で物件で一人暮らしを始める前に(福岡県/レポーター/48歳/男性)

僕は福岡県に住む48歳のレポーターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


新しい季節に一人暮らしを始める人も多いでしょう。初めての一人暮らしを始める前に、気をつけたいことがいくつかあります。 まず物件を見る際には、必ず部屋の隅々まで実際に触って確認しましょう。「クローゼットの扉の立て付けが悪かった」や、「すぐにクロスがはがれてきた」などの事実に気づくと、せっかくの一人暮らしも不満の多いものになってしまいます。貸す方・借りる方、双方が納得してから契約しましょう。 次に、借りたときの状態を写真に納めておきましょう。退去する際に前の住人が付けた傷に対して金額を請求されて、トラブルになるケースも少なくありません。必ず賃貸業者の立ち会いのもと、きちっとした証拠を残して身を守りましょう。


 以上をクリアしたら、次は周辺環境です。「駅まで何分」や「スーパー・コンビニ近い」等の条件はもちろんのこと、病院やいざというときに駆け込める交番の位置を把握しておくことも大切です。そして、賃貸であるとはいえ、隣近所の住人とのトラブル例は数えきれないほどあります。壁が薄く生活音が聞こえるというものから、ベランダにおけるタバコの煙。そしてこどもがいる家庭では、こどもたちの走り回る音や夜泣き等もトラブルの原因になりえます。「少しぐらいは我慢できる」と思っても、毎日続くとなると、社会生活に支障が出る場合もあります。時間が許すのであれば朝・昼・晩と時間を変えて同じ物件を見学するのも有効な手だてでしょう。 新生活を最高の住環境でスタートできるように、慎重な物件選びをしましょう。