賃貸における保証金について(和歌山県/チェリスト/60歳/女性)

私は和歌山県に住む60歳のチェリストです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


会社を例にとってご紹介します。会社が自社ビルではない場合、大家さんやビル管理会社、不動産会社と契約を取り交わし、賃貸ビルに入居するのが一般的です。駐車場を例にとると、双方で契約書の取り交わし→敷金などがある場合は証書の発行→駐車場の鍵やカードの新規発行→納車といった流れになります。双方での契約書の取り交わしでは、料金、契約期間、契約者、契約の更新時期、契約解除の事前通知日、納車の車種やNo、駐車場の使用に関する注意点などが記載され双方で1部ずつ保管します。駐車場で多いトラブルが、夜間のエンジンふかし音による近隣への迷惑、禁止にも関わらず喫煙している、ゴミを散らかすなどがあるようなので、迷惑をかけないように十分注意するよう賃借側は配慮が必要です。敷金等は以下の説明を参考にしてください。


保証金ですが、賃貸側によって請求のある場合とない場合があります。保証金は課税の対象にはなりませんので、請求のある場合は税込でないかを確認してください。保証金を支払った場合、証書が発行されることが多いです。契約の解除と同時に、特に問題がなければ保証金は全額返還され、先に発行された証書は賃貸側へ返却するのが一般的です。証書の発行ですが、最近は契約書に「保証金額」を記載することで発行を省略する場合もあるそうです。発行の有無や発行された証書は紛失しないように、賃貸契約書の原本などと一緒に大切に保管する方法をおすすめします。賃貸側と賃借側の契約書類管理は会社の信用にも繋がります。担当者の変更時には特にしっかりと引き継ぐようにしましょう。