僕は千葉県に住む53歳のCMディレクターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

たくさんある物件の中から1つの賃貸物件に決めるまでにはかなりの時間と手間がかかりますが、決めた後にもある程度の時間がかかります。そもそも賃貸契約というのは不動産業者のように専門資格を持っている人間のみが行えるものです。というのも物件というのは非常に特殊なサービス・商品形態であるため、契約内容を確認したり告知することに関しては専門知識を有している必要があるのです。また契約に関しても一般の買い物とは異なり、身分証や住民票、会社への在籍が証明できるものが必要書類とされることがあります。これはその人の身分が明らかになっていることを把握するだけでなく、収入額を確認するといった意味合いも持ち合わせているのです。

家賃というのは毎月決まった金額になっており、この支払を行うには一定の収入が必要になります。そのため、収入があることの確認が必要になるのです。収入を得ているかどうか、また会社に在籍しているかどうかの確認となりますが、収入額に関してはそこの会社の平均年収や、またこれまで賃貸物件を借りた時に何らかのトラブルを起こしていないかといった部分に及びます。賃貸物件に住む時の契約で求められる必要書類が多いのには、このような役割があるからなのです。また保証人となる人物のサインや印鑑が必要になることもあるため、遠方に保証人が住んでいる場合には、その手配にかかる日数も加味した上で、契約の段取りを組んでいくことになります。