賃貸のデメリットについて(佐賀県/車掌/37歳/男性)

僕は佐賀県に住む37歳の車掌です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅は入居時にかかる敷金・礼金2年ごとに支払うこととなる更新費用など出費がかさむことから、戸建購入よりもデメリットが多いとされています。とくに更新が終わるごとに支払う更新費用は家賃の1、5か月分が相場と言われており、家計を圧迫する要因のひとつに数えられています。退去時に返ってくる敷金もあまりアテにはならず、次の転居先への引越費用として扱うことはできません。近年騒がれている礼金のシステムも素人から見れば不穏な部分がおおく、あまり気分の良く支払える類のものではありません。こんなにデメリットが多いのならいっそ一戸建てを購入してしまったほうが良いのでは・・・とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。


しかし不動産業界では賃貸住宅であっても、一戸建てであっても総合的なコストパフォーマンスはあまり変わらないと言われています。一見完璧にも見える一戸建購入にはローンという精神的にも肉体的にも負担となる重圧がかかり、大きな金銭的負担となる固定資産税の支払いが待っています。また10年ごとに交換することが望ましいとされているバスタブやトイレ、キッチン周辺機器などにも結構な費用がかかります。そのほかにも外壁や屋根塗装、庭先の手入れ費用など、定期的に数十万円単位~数百万円単位の費用を必要とするのです。コスト面では賃貸・購入、いずれにおいてもメリットとデメリットの両面を内包しているので、あまり大差はないといったところが現実のようです。