僕は山口県に住む55歳のマルチタレントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
基本的に賃貸住宅というのは毎月定額を支払うことによって居住できるようになっています。毎月の金額はそれぞれで数千円から数百万円になりますが、それは住んでいる住居のクオリティや設備に伴って決まるものなので、ある程度自分で金額を調整することができます。またもともと物件の数自体が非常に多く、それぞれが内装も立地も設備も環境も全て異なっているため、設備のグレードを落とすなどして賃料を下げることは可能です。一方で家を購入する際にはどんな物件であれ数百万円から数千万円の費用が必要になります。家だけでなく土地を購入する費用も含まれているため、高額になることは必須であり、金額を下げることはほぼ不可能だといえます。
住宅を購入する際には現金をまとめて全額用意できない場合を除き、ローンを組むことになります。ローンというのは毎月定額の支払いになり、一見すると賃貸と同じようなメリットを得られるように感じますが、支払う金額は頭金やローンの利率によって変化します。頭金が多ければ多いほど毎月の金額を減らすことが出来る一方で、ローンの利率が変化する度に毎月の支払金額が変化する事態が発生することもあります。最近では頭金を用意しなくても購入できる物件が販売されていますが、こうした物件は利率が高く毎月の支払金額が安い傾向にあるため、返済期間が長く購入金額が高くなるという特徴があります。金銭的な負担は賃貸のほうが少ないというのは目に見えてわかることなのです。