賃貸のメリット・デメリット(岡山県/和菓子職人/64歳/男性)

僕は岡山県に住む64歳の和菓子職人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


結婚や出産などのライフスタイルの変化に立ったとき、このまま賃貸マンションやアパートに住み続けたほうがいいのか、あるいは持ち家を購入したほうがいいのか悩むカップルは多いと思います。また、独身者でもこのまま家賃を支払い続けるより、マンションを購入してローンを組んでローンを支払ったほうが金銭的に安いのではないかと悩む人も多いでしょう。ここでは、賃貸物件のメリットとデメリットについて説明します。賃貸マンションやアパートのメリットは、初期費用が安いという点があります。敷金や礼金、不動産仲介手数料を合わせても家賃の2カ月分を払えば部屋を借りることが出来ます。それに比べて持ち家は、建てる際に数百万円の頭金が必要になります。


また、賃貸は、ライフスタイルに合わせて自分たちの理想の間取りに引っ越せるという利点があります。会社から転勤を命じられても、その勤務地に近い場所に新たに部屋を借りればいいですし、子どもが生まれて手狭になれば、広い間取りの部屋に引っ越せばいいのです。また、持ち家と違って固定資産税や都市計画税などの税金がかからないことも魅力的でしょう。しかし、デメリットも当然あります。ローンを組んで支払い後は資産となる持ち家と違い、毎月家賃を一生支払ってもその部屋が資産になることはありません。また、部屋を退去するときに敷金の何割かは戻ってきても礼金や不動産仲介手数料が戻ってくることはありません。そして、契約を更新するたびに更新料として家賃2カ月分を約2年ごとに支払わなければなりません。このような賃貸物件の特徴とメリット・デメリットを考慮して持ち家とどちらがお得かを計算することが大切です。