僕は香川県に住む68歳の保護観察官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件には、契約期間というものが存在します。多くの場合、2年間の契約期間が設けられています。契約してから最初の2年間が経過する前に退去することになると、違約金が課せられることになります。新しい入居者のために事前にクリーニングやリフォームが行われることから、その費用を回収しない内に退去されたらオーナー側にとって損失となってしまいます。資金を回収するまでに約2年が必要になるということで、このような規則が設けられているという訳です。違約金の相場は、家賃の3ヶ月分までということになっています。ただし、全ての場合において家賃の3ヶ月分の違約金が発生するという訳ではなく、どれだけ住んだかによって減額されることになります。
入居して数週間や数ヶ月で退去することになった場合は、丸々3ヶ月の家賃に相当する違約金が請求されることになりますし、限りなく2年に近かった場合には、1ヶ月分だけなど減額措置が取られます。それぞれの物件によって、金額や期間が定められていることから、契約書をよく読んで詳しい内容について確認しておくことが大事です。また、最初の2年の契約が過ぎた後も2年おきに契約期間が定められることになりますが、その場合は期間の途中で解約しても違約金は発生しないことになります。ただし、最低でも退去予定日の1ヶ月前までにオーナー側に報告しておかなければならないという取り決めがあるため、忘れずに報告を行うことが必要になります。