僕は福井県に住む73歳のビル管理技術者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸の契約期間は、一般的なものであれば、1年から2年の間に設けられています。しかし、契約期間が決まっているからといって、途中で解約ができないということはありません。たとえば、2年契約で部屋を借りたとしても、半年で解約してしまうことも可能です。人生のさまざまな場面では、ときには急な転居に見舞われることもあります。転勤などで急な転居が必要になったときには、通常の解約通りに退去予告を出します。たいていの場合には、退去する月の家賃は日割りにはなりません。まるごと1ヶ月ぶんかかるので、うまく日程を調整する必要があります。また、一定期間内での解約は違約金がかかるなどの特約がある場合もあるので、契約する前の確認が重要です。
賃貸の契約期間は、途中で解約して打ち切りにできるのと同様に、延長することも可能です。契約満了後も同じ部屋に住み続けたい場合は、更新手続きを行います。契約満了時の1ヶ月から3ヶ月前になると、不動産管理会社(大家)から更新案内書などの通知書が届きます。通常では、返信の期限が定められているので、更新することを伝えるために、期限に間に合うように必要事項を記入して提出します。忙しい場合には、郵送での更新手続きが可能なこともあります。もしも、契約満了の期限が近づいても、更新案内書が不動産管理会社(大家)から届かない場合には、早めに問い合わせをする必要があります。更新が決定したならば、更新時に必要な書類や必要経費が知らされるので、早めに用意しておくことが肝心です。