賃貸の契約期間はしっかり確認しましょう(兵庫県/美術商/68歳/男性)

僕は兵庫県に住む68歳の美術商です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


ひとり暮らしの時は賃貸に住み、家庭を持ち収入が安定してくる30代になると家の購入を考え始めます。しかし、最近では持ち家にこだわらず、賃貸での生活を選ぶ割合が増えています。家賃を払い続けるよりも家を購入する方がよいという考え方が多数を占めていた昔と違い、最近では、マンションを購入するのも家賃を払い続けるのも、トータルで見てみると金額にあまり差がないと言われています。転職や転勤などライフスタイルが定まっていない職種の方や若い世代の方は、引越す機会も多くなりますので賃貸の方が便利だと言えます。ライフスタイルに合わせて住まいを選ぶことができるという面も魅力です。結婚や出産などで家族構成が変わっても、住み替えるだけで問題が解決するというメリットもあります。


お金の面でもメリットはあります。賃貸住宅は家賃を毎月支払う必要がありますが、住宅ローンという大きな負担がありませんし、転職などで収入がダウンしたとしても住み替えることで問題を解決することもできます。また、引越しの度にイメージの違う物件を選ぶことができるという面も魅力です。反対に、持ち家の場合は月々の住宅ローンの返済に加え、固定資産税などの税金や保険、家を維持する費用などが必要となってきます。数年毎に発生する建物のメンテナンス費用は結構な金額になりますので、その負担や修繕などのメンテナンスをする責任がないというのは大きな魅力です。しかし、賃貸物件にも注意すべき点があります。契約期間内の退去に関してはペナルティが生じる場合もあるということです。事前に契約内容をしっかりと確認し、トラブルにならないよう注意しましょう。