僕は山形県に住む21歳の舞台俳優です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
入居する賃貸物件の家賃を値引きしてもらいたいと考えている場合には、築後7~10年程度経過している物件を狙うようにするのが賢明です。建築してから7~10年位経過した物件というのは、所々に傷みや汚れが生じています。しかし、まだ全面的なリフォームを必要とする時期とも言えませんので、そのままの状態で賃貸に出しているオーナーがとても多いです。これがもう少し古くなれば、さすがに全面リフォームを実施するケースが増えますが、7~10年程度というのは非常に微妙な時期です。ただし、できれば新しくてキレイな物件に入居したいと考える人が多いので、当然のことながら空室期間が長期化しやすくなってしまいます。そのため、家賃を安くしてくれるケースが少なくありません。
一方、新築の賃貸物件の家賃を安くしてもらうのはほぼ不可能だと考えた方がよいでしょう。そもそも建てたばかりのピカピカで、まだ誰も入居したことがないような物件であれば、多少家賃が高くても入居したいと希望する人が大勢います。ですから、わざわざ値引きしてまで借り手を探す必要がありません。また、ほとんどの大家は、金融機関から融資を受けて建物を建築しています。そのローン返済がありますので、新築時から賃料を下げてしまいたくはありません。ですので、新築の賃貸物件で値引き交渉を行っても、その成果をあげることはまず無理です。また、新築でなかったとしても、空室になってからまだ日が浅い物件は値引き交渉に応じてもらえない可能性が高いので、そのような物件は避けるべきでしょう。