僕は福岡県に住む39歳の棋士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
最近は空室期間が長期化している賃貸物件が多いので、契約を結ぶ前に家賃の値下げ交渉を行うと、期待以上に安くしてもらえる可能性があります。特に1階にある部屋や築年数が10年を経過しているような古い物件ですと、家賃を安くしてもらえる可能性が高いので、黙って相手側の言いなりになる必要はありません。低層階の物件は防犯面の危険がありますし、日当たりも悪いので、人気がありません。外の騒音がもろに入ってきますし、人の視線が気になって自由に窓やカーテンを開けることができない場合も多いです。また、築後10年も経つとかなり古びた印象になりますので、借りたがる人があまりいません。なので、あえてそのような物件を探し出して、家賃の値下げ交渉を行ってみるという方法が有効です。
貸主としても、いつ現れるかわからない条件の良い借主を待ち続けているよりも、手っ取り早く誰かに貸してしまいたいと考えている場合が多いので、思いのほか簡単に家賃を下げてもらえる可能性があります。ただし、そのような条件の賃貸物件であったとしても、俗に不動産業者の繁忙期と呼ばれている1~3月頃に値下げ交渉を行うというのは、あまり得策ではありません。その時期は引越しシーズンですので、不動産業者の担当者が忙しくてあまり親身に対応してくれない可能性があります。また、貸主側も、もしかしたら良い条件の借主が見つかるかもしれないという期待を持っている時期ですので、値下げ交渉に応じてもらえない可能性があります。ですので、家賃を安くしてもらいたいなら、繁忙期が済んだ5月以降に狙いを定めるとよいでしょう。